会社からお金を借りた話

会社からお金を借りた話

ここで一つ、実際に会社からお金を借りた人のケースをお話しましょう。
勤続10年を迎えたKさんは、ようやく人生のゴールイン、結婚することが決まりました。幼い頃に両親が離婚して女手一つで育てられたKさんは、これで経済的にも精神的にも母親を楽にできると思っていました。元々貯金がわずかでしたので、彼女とも話し合って結婚式は身内だけの食事会にして、その場で、彼女の母親のたっての願いでウェディングドレスを家族にお披露目するだけにしました。しかし、いくら結婚式をしないとはいえ、二人が新しい生活を始めるための費用は少なからず必要です。新居の契約に際して10万円、新居で使う家電や諸々を考えると、少なく見積もっても30万はかかります。困ったKさんは、会社の先輩になにか良い方法がないか訪ねました。先輩は総務一筋のベテランで、答えはあっさりと「会社から借りたら良いよ」とのことでした。聞いてみると、先輩も昔、子供の出産費用を会社に借りたことがあるそう。
それから話はあっという間に進み、Kさんは無事、お金を会社から借りて、結婚生活をスタートすることができたそうです。早く返済をスタートさせたかったKさんは、毎月の給与から、とりあえず少しずつ返済を始め、残りは夏のボーナスで全て返済したそうです。Kさんは、会社への恩は決して忘れない、と言っているそうです。